お散歩中の「ワンツー」の声掛けにもすっかり慣れた一福です。
子犬を迎えて早1か月。我が家の子犬もようやくワンツーのかけ声でおしっこできるようになりました!
ワンツーコマンドでのトイレレーニングは時間がかかりますが、いつでもどこでもコマンドで排尿を促すことができたら、犬との生活がより楽に快適になりますよ。
今回は、犬の排尿を促すワンツーコマンドで、トイレができる犬にしつるまでの1か月のトイレトレーニングの様子をお話します。
あなたの愛犬のトイレトレーニングにも何か参考になる点があると思いますので、最後までご覧になってくださいね!
ワンツーコマンドでトイレが出来る犬にしつけよう!
「お出かけするよ~ワンツーしようか?!」
排尿を促す「ワンツー」の声かけで、犬がトイレでおしっこできるようになったら
- 乗り物の使用
- カフェやドッグランなどの利用
- ホテルなどの滞在
など、お出かけ先での粗相をなくせるので安心です。
今回は、うちの愛犬がワンツーコマンドでトイレができる様になるまでの1か月のしつけ方を、見ていただきたいと思います。
トイレトレーニング開始
子犬を迎えた初日から、トイレトレーニングを開始しました!
私がトイレトレーニングで気をつけたことは、たったの5つです。
- 時間を見計らってトイレサークルに入れること
- 必ず大きな声でワンツーコールをすること
- トイレサークルに閉じ込めないこと
- トイレを失敗しても叱らないこと
- トイレが成功したら大げさに褒めること
生後2か月頃の子犬は、とにかくトイレの間隔が短いっ!!だいたい30-40分おきに、時には10分とあけずにおしっこをすることもありました。
頻繁にトイレサークルに入れていましたが、完全にタイミングが合わないとおしっこは出ません。おしっこが出ないとサークル内に座り込んだり寝たりするので、こんなときは長居させずに、直ぐに外へ出しました。
とにかく、初めの頃はトイレの失敗ばかりでした。おしっこを失敗するたびに、汚れた絨毯を拭きながら
「なんでトイレを覚えられないの?!」
「どうしてわざわざ絨毯の上でおしっこするの?!」
とイライラすることが多かったです。
そうしてるうちに子犬が雑巾にじゃれてきて、またイライラ。
犬がトイレを失敗するたびにイライラする理由は、お掃除が面倒くさいからと思うんです。汚れやニオイを落とすためのお掃除が面倒くさい、だからイライラするんですよね。
なので、家中の絨毯を全て取ってしまい、畳にはキッチンマット(厚手のビニールマット)を敷きました。
お掃除が楽にできれば、トイレを失敗するたびにイライラせずにすみます!なるべく叱らずにすむ環境を作った方が、犬も人も楽ですよね♫
子犬のトイレの失敗のたびにイライラするあなたには、ビニールマットを敷き詰めることをおすすめします!
丈夫なので犬がホリホリしても破れないし、走っても滑らないし、掃除機や雑巾がけも楽だし、言うことありません!ただ・・・野暮ったいけどね。
トイレは当然失敗するもので、トイレシートの上でおしっこできたら奇跡!
トイレのしつけを始めたばかりの頃は、これくらいの気持ちで取り組みましょう。子犬はそう簡単にトイレを覚えてくれないですよ^^;
- トイレシートの上でおしっこをすること
- おしっこやうんちをしている時に必ずワンツーコールをすること
これがトイレトレーニングのスタートです。子犬のトイレトレーニングは的当てゲームなので、的さえ大きくすれば成功率は当然上がります。部屋中を的にしてトイレの成功率を高めましょう♫
では次は、子犬にトイレのしつけを始めて2週間目の様子をご覧ください。
トイレトレーニング14日目(2週間)
おしっこの間隔が長くなってきました(40-60分おき)。トイレサークル以外にお気に入りの場所ができたので、そこにトイレシートを敷いていました。
この頃からトイレの失敗は減り、自分のタイミングでお気に入りの場所へ行きおしっこするようになりました。トイレサークルは苦手だったので、ほとんど使いませんでした。
「トイレサークルでおしっこすることが成功」と思わなくっても良いと思って、私が決めた場所ではなく子犬が気に入った場所をトイレにすることに決めました。
トイレが上手になってきたかな~と気が緩んだ矢先、子犬にちょっとした変化が出てきましたよ。
続けて見ていきましょう。
トイレトレーニング21日目(3週間)
トイレトレーニングを始めて3週間がたちましたが、ここにきてトイレを失敗する回数が増えました。廊下やリビングでおしっこを漏らすことが増え、気が付かず踏んじゃったことも(T_T)
トイレトレーニングのやり直しです。。
一度できるようになったことができなくなると、「わざとやってるの?!」と愛犬を疑ってしまいます(T_T)もしかしたら本当にわざとやってるのかもしれません。
でも、子犬の挑発に乗ったらダメですよ!失敗しても無視です。私は愛犬を見もせずに黙って淡々とおしっこを片付けました。
そしてもう一度、初心にかえって「大げさに褒める」ことをやり直しました。トイレシートでおしっこができたときには、家族全員で褒めまくったんです!
「天才だね!」
「ワンツーGOODだね!」
「上手だねー!!」
「上手にできたからお散歩に行こう!」
今までの何倍も大げさに、大きな声で、身体に触れて褒めまくりました。
これが効果的だったのか、また少しづつトイレの成功回数が増えだしました。
いよいよ、トイレのしつけを始めてから1か月です。
トイレトレーニング30日目(1か月)
子犬を迎えた初日からトイレトレーニングを始めて約30日。
ついにお気に入りの場所でしかトイレをしなくなったので、トイレサークルを完全に撤去してお気に入りの場所をトイレに変更しました。
レギュラーサイズのトイレシートを4枚敷いてコの字型に囲みました。「トイレはココだよ」という目印みたいなものです。
ワンツーコマンドでトイレトレーニングを開始して約1カ月目には「ワンツー=トイレ」が完全に繋がっています。「ワンツーしようか」と声かけをしてトイレに誘導すれば、ワンツーコールでおしっこできるようになりました。
声掛けのタイミングは
- 寝起き
- 食後
- 遊んだ後
まずはこの3回だけでも成功するように、確実にワンツーコールでトイレに誘導しました。
トイレ成功のご褒美は身体に触れて大げさに褒めることと、お散歩がご褒美です!子犬に「ワンツーが成功すればとても嬉しい事がおこる」とおぼえさせました。
まだ失敗することももちろんありますが、「ワンツー」=「おしっこ&うんち」は完全に連動しています。
では、実際にワンツーの声かけでトイレをするわが家の子犬の様子をご覧ください。1回目は失敗しましたが、2回目は大成功ですよ!
では、長くなりましたので最後にまとめておきます。
まとめ
トイレトレーニング開始
部屋中を的にしてトイレの成功率を高めよう♫
トイレトレーニング14日目
子犬のお気に入りの場所を見つけよう!
トイレトレーニング21日目
トイレトレーニングのやり直し?!
諦めず、淡々と、黙々とおしっこを片付けよう!
トイレトレーニング30日目
トイレの時間には「ワンツーしようか?」と声かけを始めよう!
ワンツーのコマンドで排尿を促す1か月間のトイレトレーニングはいかがでしたか?失敗しても諦めずに続けることが、成功の秘訣です!
1度できたからといって、2度目も成功するとは限りません。逆に、ずっと失敗ばかりだからと言って一生できないままではないです。
諦めずに続けていれば、必ず成功する回数が増えていきます。そのたびに全力で褒めてあげると良いでしょう♫
おやつなどのご褒美を使うのは効果的かもしれませんが、「トイレのたびにおやつをあげるのは・・・」と思うなら
- 褒める
- 遊ぶ
- 散歩する
をご褒美にしても、愛犬はじゅうぶんに喜んでくれます。食べ物を与えることだけがご褒美ではありませんよ。
うちに子犬がやってきた頃、先の見えないトイレトレーニングにうんざりしていました。でも、とにかくゴールがあると信じて続けてきた結果、わずか1か月でワンツーコマンドでトイレができるまでになりました。
コマンドで排尿を促すことができれば、愛犬との生活・お出かけがぐっと楽になります♫
盲導犬だけでなく、これから犬を飼いたいというあなたには、ワンツーコマンドで犬の排尿を促す事をおすすめします。
あなたの愛犬のトイレトレーニングの参考になりますように★
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