膝の上に座る犬を撫でながら、ダラダラとYouTubeを見る生活に憧れていた一福です。実際にはラブラドールは大き過ぎて膝に乗らないので、夢を1つ失いました。
さて。
今回は、「犬が膝の上に座るのを許しても良いの?!犬と私の主従関係!!」についてお話致します。
愛犬を膝に座らせてのリラックスタイムは最高ですが、犬が飼い主の膝の上に座るという行為は、しつけの上で許して良いのでしょうか?!一緒に見ていきましょう。
犬が膝の上に座るのを許しても良いの?!
甘えから膝に座る⇒OK
犬も人間の子供と同じ様に、甘えや不安からだっこを求めます。犬があなたの膝の上に座るのは、そういった気持ちの現れかもしれません。
あなたの愛犬が甘えを必要としているのなら、膝の上に座らせてあげましょう。冷たく突き放さずに愛情を持って接することが犬との信頼関係をさらに深め、豊かな感情を育む助けになるでしょう。
でも、ただ甘やかすのはダメですよ!あなたが主導権をとって、甘えさせる・しつけるといったメリハリの効いた行動が大事です。
優位性を示すために膝に座る⇒NG
犬があなたのことを頼りにならない・大したことない飼い主だと考えている場合、普段から次のような問題行動を見せているはずです。
- 無駄吠え
- 噛み付き
- 引っ張り癖
- 呼び戻しができない
- 飛びつき
- 興奮
- マウンティング
愛犬がこういう犬の場合は、膝の上に座るのを許してはいけません!!犬との主従関係ができておらず、犬は自分の方が立場が上だと優位性を示しています。
犬の支配的で優位的な行動は絶対に許してはいけません!ますます主従関係が乱れ、しつけがしにくくなるばかりですよ。
犬がどんな気持ちで膝の上に座るのか全く分からないあなたのために、愛犬の気持ちを読みとる方法について次でお話ししましょう。
愛犬の気持ちを読みとる方法!?
「犬の気持ちなんてわからない・・・」
まさか、育児放棄ならぬ育犬放棄してませんか?!犬に全神経を注いで、犬の気持ちを読みましょう。
うちの子供たちが生まれたばかりの頃。何も喋らず、ただ泣いて&飲んで&出して&眠るだけの赤ちゃんだった頃、私たちは全ての神経を子供たちに向けていますよね。
ミルクかな?
オムツかな?
体調悪いのかな?
その泣き声や表情から全てを読み取ろうと、私たちは注意深く全神経を子供に向けています。そしたら、不思議なことにだんだん子供の気持ちが分かるようになりませんか?
犬育ても全く同じです。言葉をしゃべれない犬にもっと注意を向けてみてください。
- 何を見ている?
- 何を聞いてる?
- 何を嗅いでる?
- どんな表情をしてる?
目を合わせたら心の声が聞こえる♪そんな感じでしょうか。しっかりと犬に目を向けていると、そのうちに犬の気持ちが分かるようになりますよ。
大げさですかね?
でも、犬の声が聞こえるようになればもう大丈夫です!愛犬が膝の上に座るのを許すかどうかは、あなたが決められるはずですよ。
長くなりましたので、最後にこのお話をまとめておきますね。
まとめ
犬が膝の上に座るのを許しても良いの?!
- 甘えから膝に座る⇒OK
- 優位性を示すために膝に座る⇒NG
愛犬の気持ちを読みとる方法!?
- 犬は何を見て、何を聞いて、どんな表情をしてる?
- 犬とアイコンタクトをして感情を読み取ろう。
いかがでしたか?犬が膝の上に座るを許すか許さないかを決めるのは、その時の犬の気持ちを読み取れる飼い主のあなただけです。誰にも判りません。
ネット上では「犬が膝の上に座る」のは賛否両論。その理由は、犬がどんな気持ちであなたの膝の上に座るのか誰にもわからないからです。
犬の気持ちは飼い主であるあなたにしか分からない!
目を見て、表情を見て、身体全部を見つめて、愛犬の心の声を聞いてあげてくださいね。犬が安心して頼れる、甘えられる飼い主を一緒に目指しましょう!