子犬がカリカリのドッグフードを食べないことを知り驚いた一福です。そう言われてみると、わが子の離乳食は完全にふやかして食べさせていました。
さて。
今回は、パピーウォーカーの私が実践している「子犬の餌をふやかす方法!?完全ふやかしのドッグフードを作ろう!」についてお話します。
生後60日(2ヶ月齢)で迎えたわが家のラブラドールの子犬を例に、餌のふやかし方を見てください!餌を準備している動画もありますので、ぜひ参考になさってくださいね!では、最後までお見逃し無く~★
子犬の餌をふやかす方法!?ドッグフードは完全にふやかしてあげよう!
私たちが盲導犬協会から支給されたのは「アボ・ダーム」と「食事療法食」の2種類です。急な環境変化に対応できない子犬を考慮して、犬用食事療法食を一緒に与えるように指導がありました。
2ヶ月齢ラブラドールの子犬の場合、各30gずつ(合計60g)のドッグフードを完全にふやかして朝・昼・晩の3回与えるえることになっています。
それでは子犬の餌をふやかしますよ~まずは順番にご説明いたします。
餌をはかる
- 餌皿を乗せてからONを押し0に合わせる
- アボダームを30g入れる
- 続いて、犬用食事療法食を30g入れる
- 合計60gであることを確認
私はタニタの秤を使用して、1gも多すぎない様に量っています。ラブラドールはとても食いしん坊なので、あげたらあげた分食べちゃいますよ。しっかり計量してから餌を与えましょう!1g単位で与える方が、体重管理がしやすいです。
水(お湯)を足して餌をふやかす
- 餌皿に水道水を入れる
餌がしっかり浸るまで(浮いて泳ぐ程度)入れる - 約1時間ほど室温で放置する
- 茶色だった餌の色が白っぽく変わる
茶色の部分が多く残っていたらふやかしが足りないので、水道水を足す - 指で軽く押したらベチャっと潰れる程度で完全ふやかし状態
子犬の餌をふやかす場合、煮沸したお湯を使われる方もいらっしゃるでしょう。確かに、お湯を使えば早くふやかせます。でも、餌がまだ熱いうちに子犬に与えることは出来ないので、結局、餌を冷ます時間が必要です。
お湯を沸かすひと手間を省けば気楽にできますので、水道水または温水でやってみてはいかがでしょうか?
では、ふやかした餌を子犬に与えてみましょう♫
ふやかした餌を子犬にあげよう
子犬に餌を上げる時間を無駄に使ってはいけません!餌の時間は最高のしつけタイムです。
- 餌皿を子犬の頭上に持っていき「おすわり」のコマンドを出す
- 子犬は餌を見上げるかたちになり自然を腰を下ろす
- 「おすわり」GOOD!上手にできたね~と褒める
- 「待て」の指示は2ヶ月齢の子犬には難しいので「待て」と「OK」は連続コマンドでOK
- 子犬が餌を食べてる間は餌皿を手に持っておく
- 餌を食べている子犬に話しかけながら身体を優しく撫でる
子犬は1日3回のしつけを受け、コマンドを覚えていきます。そして、食べてる最中に身体の色んな場所に触れて話しかけてあげましょう。この餌のふれあいの時間で、人間は自分の餌を決して取らないことを学び、食事中に人を警戒しなくなりますよ。
1日3回のしつけタイム!大切にしていきましょう♫
餌を食べた後はトイレをさせよう!
食後に絶対忘れてはいけないこと。それはトイレです。
絶対します!自信あります★
でも、「さぁ、おしっこしようか~」とトイレサークルに入れると写真の通り、トイレサークルに寝そべる始末。おしっこどころか、横たわって起き上がることさえありません。
「トイレに長く入れておくと、パピーのやる気を損なうかな~」
あの目に根負けしてしまい、ついサークルから出してしまうのですが・・・しばらくすると、おしっこを失敗します。
ガーン↓
盲導犬協会からは
「おしっこが出る時間帯がわかってるなら、暫くサークルに入れたままでも構いませんよ。」
とご指導いただきました。
でも・・・放置しすぎると、今度は吠えるんですよね。
なかなか、上手く行かないワンツー(トイレ)トレーニング。出る時間帯はだいぶん解ってきたのですが・・・グッドタイミングじゃないと子犬はおしっこしてくれないようです。
でも、食後の時間帯は絶対におしっこするので、根負けせずにしっかりトイレトレーニングしたいです!
時間はかかりますが、諦めず気長に続けましょう!
この習慣を続けて行けば、食後には言われなくてもトイレに入るようになります。
では、最後に今回のお話「子犬の餌をふやかす方法!2ヶ月齢子犬に完全ふやかしの餌をあげよう!」についてまとめておきますね。
まとめ
子犬の餌をふやかす方法!?ドッグフードは完全にふやかしてあげよう!
- 餌をはかる
- 水(お湯)を足して餌をふやかす
- ふやかした餌を子犬にあげよう
餌を食べた後はトイレをさせよう!
2ヶ月齢の子犬の餌やりを見て頂きましたが、ふやかす方法はとてもシンプルでしたね!
ただ餌が浮き上がるくらいに水道水を入れるだけ!
水道水を使った場合、ドッグフードをふやかすのに小一時間かかりますが、用事している間に(忘れた頃には)完全にふやけてます。
温水だと少し早くふやけるカナ?
わざわざ熱湯を準備したり、餌に対して何cc量ったりする必要はありません。餌がたっぷり浸るくらいの水道水を入れましょう。毎日のことだから、何度も作ってるうちに感覚で覚えられますよ。
ふやけてないのは、中心部が茶色く残っています。芯が残っていない状態が「完全ふやかし」です★つぶしてみて芯が残ってたら、もう少し水を足して放置してくださいね。
ま、多少残ってても良いかな~なんて、いい加減な私です。
子犬のうんちがバナナうんちであれば、餌の状態に問題はありません!
犬用食事療法食を減らしていき、完全に普通のドッグフードのみにしてあげましょう。
【餌やり予定】
生後56-61日:アボダーム30g+療法食30g
生後62-64日:アボダーム40g+療法食20g
生後65-67日:アボダーム50g+療法食10g
生後68-70日:アボダーム60g
生後71日~:アボダーム 70g
餌をふやかすひと手間は、犬への愛情です!面倒くさいけど、神経質にならず気楽にやりたいと思います!
あなたの犬育ての参考になれば嬉しいです。
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