盲導犬のハーネスと外すとどうなるのか、それが気になって仕方ない一福です。盲導犬が年中無休で盲導犬のはずはありませんよね。
さて。
今回は、盲導犬の素顔に興味があるあなたに「盲導犬がハーネスを外すとどうなるの?!普通の犬に戻るって本当?」についてお話します。オフモードの盲導犬の素顔を一緒に見ていきましょう!
盲導犬がハーネスを外すとどうなるの?!普通の犬に戻るって本当?
ハーネスをしている時は完全にお仕事モードの盲導犬ですが、家に戻って来てハーネスを外すとお仕事モードOFFに!その姿は、私たちが知っている普通の犬と全然変わりません。
「お母さん、ただいまー!今日もしっかりお仕事できたよ!」
「たくさんGOODを貰ったよ♪」
そんな感じでしょうか。跳び回って家族に会えた喜びを表現します。
ハーネスを外すと完全に普通の犬!家族に甘えたりおもちゃで遊んだりもします。
先ほどの頼もしく凛々しい姿からは想像つかないくらい^^家族だけに見せる特別な「犬」の素顔です!
また、外出先であっても、こんな時にはハーネスを外します。
- 食事を与えるとき
- 排泄をさせるとき
では、このように犬の心をコントロールするハーネスとは、盲導犬にとってどんなものなのでしょうか?
次にお話を続けます。
盲導犬にとってハーネスとは?!
盲導犬と言えば、ハーネス!
ハーネスと言えば、盲導犬!
盲導犬が外出する時には必ず、ハーネスと呼ばれる白や黄色の胴輪を装着します。これは盲導犬と目の不自由な方とを繋ぐとても大切な道具です。
目の不自由なユーザーさんはハーネスのハンドルを握って歩きますが、この時ハーネスから犬の微妙な動きが伝わってきます。
【ハーネスの動きで分かる事】
- ハーネスの高低の動き→道路にある段差や段差の高さがわかる
- ハーネスの左右の動き→盲導犬の見ている方角がわかる
犬の動きから情報を受け取ったユーザーさんは、ハーネスを押したり引いたりして強制的に犬を動かす訳ではありません。決まった指示語を使って、盲導犬をコントロールしています。
盲導犬にとってハーネスとは?!
- 仕事とそうでない時のけじめをつけるサインです!
- 操縦される道具ではなく、大切な人と繋がる・伝える道具です!
最後に「盲導犬もハーネス外すと普通の犬!?家族だけに見せる犬の素顔とは!!」について簡単にまとめておきましょう!
まとめ
盲導犬はハーネスを外すとどうなる?
⇒普通の犬のように、飼い主と遊んだり甘えたりする。
盲導犬にとってハーネスとは?
- ハーネスはユーザーさんと盲導犬の心と身体を繋ぐ道具。
- ハーネスは盲導犬からユーザーさんへ情報を伝えるための道具。
- ハーネスは仕事とそうでない時のけじめをつけるサイン。
いかがでしたか?ハーネスが盲導犬にとって大切な道具であり、そのハーネスを付ける事でお仕事モードに切り替えている事が分かりましたね。
盲導犬は、日常生活の中で犬らしい生活を送っています。嬉しかったら尻尾はバンバン振っちゃうし、ご主人の顔だってなめちゃう♪お気に入りの場所でお昼寝もすれば、家族と広場を思い切り走り回って過ごす休日もあるんです。
だから「盲導犬って普通の犬と違って可哀想よね・・・」なんて絶対に言わないでくださいね!
・・・という私も、盲導犬ボランティアに関わる前までは「盲導犬は可哀想な犬だ」と思っていたのですが。笑
それはココだけの話ってことで♪
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