立派な盲導犬になるまで!訓練センターで厳しい訓練を受けてるの?!

 

「盲導犬になるまでの流れを知りたい!」

「盲導犬になるまでには厳しい訓練を受けてるの?」

 

 

こんにちは!家族で盲導犬パピーウォーカーに取り組む一福です。^^

 

盲導犬になるまで、実際にどんな訓練を受けているのか気になりますよね!?

盲導犬は厳しい訓練に耐えた犬というイメージがありますが、実際はそうではありません。

盲導犬に向いている犬だけを訓練し、使役犬としての完成度を高め、盲導犬としてデビューしているんですよ~

 

今回は、「立派な盲導犬になるまで!訓練センターで厳しい訓練を受けてるの?!についてお話します!

私達パピーウォーカーとの生活を終えた子犬が、訓練センターに戻ってからの様子を順を追って見ていきましょう!

 

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盲導犬になるまでの流れ

パピーウォーカーの元を離れ、訓練センターへ戻ってきた犬たち。

盲導犬になるまでにどの様な訓練を受けているのか、盲導犬になるまでのおおまかな流れを順を追って見ていきます。

盲導犬は健康第一

 

パピーウォーカー宅で愛情いっぱいに育てられた犬は、1才になると盲導犬訓練センターへ戻ります。

長男
長男

すぐに盲導犬になる訓練が始まるのかな!?

一福
一福

まずは健康診断からだよー!

盲導犬として活躍するには、性格より何よりもまず健康であることが大切です。

どんなに能力が高くて仕事ができる人であっても、いつも体調不良で会社を休みがちだったら・・・社員としては不合格ですよね。

犬も人間と同じで、健康第一なんです!

 

 

身長・体重をはかり、身体の状態・健康の状態を念入りにチェックします。

大型犬は股関節を痛めるケースが特に多いので、腰の骨をレントゲンで撮影し、正しく歩くのに問題が無いかを確かめます。

主人
主人

股関節と肘関節のレントゲンチェック、目の角膜と眼底検査、アレルギーなど皮膚の状態のチェック、尿検査、血液検査が行われます!

もしこの時点で身体の状態が盲導犬の基準に合わなければ、訓練は受けずに一般家庭にペットとしてもらわれます。

目の不自由な方のために働けなくても、誰かの素晴らしいペットになることができるのです!

それもまた幸せの1つの形です♪

次女
次女

盲導犬やめて私達の家にペットとして戻ってくるの?


最初に育ての親・パピーウォーカーさんのもとへ連絡が来るの?

関西盲導犬協会では、盲導犬になれなくてもパピーウォーカーさんの家に戻ることは無いそうです。

基本的には別の家庭へもらわれることになります。

 

健康面で問題が見られなかった犬は、盲導犬になる訓練が始まりますよ!

さて、可愛い子犬達に待ち受けてるのは、血の滲むような厳しい訓練なのでしょうか?!

 

それでは、盲導犬になるまでの訓練とテストを次でご紹介いたします。

 

盲導犬になるまでに受ける3つの訓練とテスト

 

健康面で問題が見られなかった犬たちは、盲導犬になるまでに沢山の訓練を受けます。

この訓練は基本的なものから始まり、順を追って難しくなっていきます。

 

基本訓練

犬と訓練士との訓練開始です!

まずは基本的な命令から学びましょう♪

  • 人間の左側につきなさい
  • 座りなさい
  • 伏せなさい
  • 待ちなさい
  • 来なさい

 

まず最初の訓練は、人に注意を向け、人の命令を聞く態度を作る訓練です。

革紐(リード)を着けての訓練で、2-3週間行われます。

 

 

ここで「訓練」と言っていますが厳しい「指導」ではなく、訓練士さんとの「遊び」を通しての「学び」です。

大好きな人と楽しく学ぶ

人間も犬も、コレが一番効率的な学習方法なんですね!

 

上手に出来たらパピーの頭を撫でで「GOOD!GOOD!」と褒めてあげるそうです。

犬は基本的に人を喜ばせることが大好きな生き物ですので、褒めてあげると早く覚えてくれるんですって♪

長男
長男

僕も褒められて伸びるタイプ♡

基本的な事がしっかり出来るようになったら次は

  • 交差点に来たら止まる
  • 障害物を避ける
  • 物を拾って渡す

などなど難しい事を、1つずつ学んでいきます。

色んな段階の訓練を積んで、目の不自由な人を助けるときに必要な能力を身に着けていくのです。

 

さぁ、続いて第二の訓練がはじまりますよ。

いよいよ厳しい訓練が始まるのかしら?!

 

誘導訓練

ここからハーネスを着けての訓練が始まります。

革紐トレーニングでは、訓練士の横にぴったりついて歩きましたが、ハーネストレーニングでは人を引っ張って歩くことを学ばなければなりません。

 

目の不自由な方を市街地などで安全に誘導する訓練が始まります。

 

住宅街や駅、繁華街まで行って訓練を受けます。

人混みを怖がったり見知らぬ場所を恐れる子は盲導犬には向きません。

 

 

また、訓練士の命令をしっかりと聞いて、「すすめ」「曲がれ」「止まれ」などの意味を理解しなければなりません。

目の不自由な人が安全に目的地に着くために、命令を間違えないように聞き取り・理解する能力が求められます。

一福
一福

私は盲導犬向きじゃないから、別の道に進もうか。

ここまでで、ずいぶん訓練が進みましたね。

 

犬たちの性格的・作業的な向き不向きがはっきり出てくる頃なのではないでしょうか?

このあたりで盲導犬としての適正テストを行いさらに数が絞り込まれます。

 

どんな適正テストが行われているのでしょうか?

続けて見ていきましょう!

 

アイマスクテスト

 

訓練も進んできたところで、アイマスクテスト(目隠しをした訓練士を誘導する試験)を行います。

目隠して目が見えない状態で、犬の誘導が安心で快適であるかどうかを確かめるテストです。

 

この最終チェック(アイマスクテスト)に合格し、作業面健康面性格面で盲導犬として相応しいと判断される犬は、全体の約3~4割

ここで盲導犬として適正があると判断された犬だけが、目の不自由な方との共同訓練に入っていきます。

一福
一福

厳選した犬だけをしっかり訓練して、立派な盲導犬に育て上げるんだね!

ここで盲導犬には向かないと判断された犬は、キャリアチェンジ犬と呼ばれ、キャリアチェンジ犬ボランティアの方にペットとして引き取られます。

 

ペットと言っても、寄付や公的資金で育った犬たちですので、「室内飼いで育てること」などの条件があるそうです。

さぁいよいよ、厳選された犬たちだけが、盲導犬になるための最終訓練に入りますよ。

どの様な訓練がおこなわれるのでしょうか?!

 

共同訓練

 

盲導犬との生活を望まれている目の不自由な方達が、盲導犬協会へやってきます。

住んでいる場所や歩行速度などを考慮して、どの盲導犬が適当であるかを考えマッチングさせます。

 

このマッチングでパートナーとなる犬が決まったら、盲導犬との歩き方や世話の仕方を学ぶための共同訓練に入るんですよ。

 

この共同訓練中には次の様な犬の世話の仕方を学びます。

  • エサを与える回数・頻度
  • トイレはいつ連れていくのが良いか
  • 犬を清潔に保つ方法
  • 健康維持のために獣医に連れていく回数
長女
長女

ここでパートナー犬の特徴を掴むんだね

実際に犬と町へでかけて実地訓練を行います。

初めはご近所を、慣れてきたら歩く距離を伸ばし、複雑な道筋を盲導犬と共に歩きます。

 

障害物を避けたり、エレベーターや階段、交差点の渡り方なども学びます。

お店や銀行に入って、ユーザーが日常生活に戻った時に必要となる技術を学ぶ期間です。

長男
長男

訓練士さんが一緒だから、犬との初めての行動も安心だよね!

訓練終了・卒業式

 

目の不自由な方と犬との訓練は約一ヶ月で終了します。

最終の共同訓練で盲導犬としての最終適正が検査され、合格した犬は盲導犬としていよいよデビューです★

 

約1年ほどの訓練を終了した盲導犬たち。

訓練センターで卒業式が厳かに行われます。

盲導犬ユーザーさんのご家族はもちろん、パピーウォーカー家族盲導犬に関心のある方々が出席できるそうです。

 

私も、自分が育てたパピー(子犬)の卒業式には、必ず参加したいな!

大きく逞しく育ったパピーを見て、感動すること間違いないでしょう。

一福
一福

想像するだけで涙が・・・

 

それでは、最後に「盲導犬になるまでの流れ」を振り返っておきましょう♪

 

まとめ

盲導犬になるまでの流れ

  1. 健康診断・・・身体的、健康的に盲導犬に適当であるかチェックする
  2. 基本訓練・・・人の指示を聞く態度を作る訓練
  3. 誘導訓練・・・ハーネスを着けて人を安全に誘導する訓練・環境になれる訓練
  4. アイマスクテスト・・・犬の誘導が安心・快適であるかを確かめるテスト
  5. 共同訓練・・・約1ヶ月間、目の不自由な方と犬とが訓練センターで寝食をともにしながら実施する訓練
  6. 盲導犬デビュー

いかがでしたか?

盲導犬になるまでの大まかな流れ分かって頂けましたか?

決して厳しいスパルタ訓練を受けて無理やり盲導犬にするのではなく、適正のある犬が盲導犬に選ばれるんです。

 

パピーウォーカーの元を離れ、訓練センターに帰ってきた犬たち。

各段階で犬の適正を丁寧に見定めて、進むべき道が決定されます

 

人のお手伝いをすることが好きで、得意な犬だけが盲導犬になる訓練を受けることになるので、厳しい訓練が必要ないのでしょう。

 

  • 初対面の人は苦手
  • 初めての場所は怖い
  • じっとして居られない
  • 足腰が痛い

など、盲導犬の訓練にストレスを感じるような犬には、ちゃんと別の道が用意されているのです。

 

まさに適材適所。

 

「この仕事、サイコー!!私にぴったりの仕事やわ!!」

という犬だけが選ばれ、盲導犬になっているんですね。

 

 

街で盲導犬を見かけたり、パピーを見かけた時に「可哀想」だなんて思わないで

盲導犬は自分で自分の道を選んで歩みます!

暖かく応援してあげてくださいね!


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