盲導犬が満員電車に!!盲導犬は空いてる車両を選べ無いの?

こんにちは☆

盲導犬の子犬を預かるパピーウォーカーをしている一福(いっぷく)です。犬の散歩をしたり、犬のお手入れをしたり、犬と一緒にお昼寝をしたりしています。

 

さて。

  • 盲導犬を連れているのに、どうしてわざわざ満員電車に乗って来るの?!
  • 盲導犬は空いている車両や優先席へ誘導すればいいのに!

何のために盲導犬を連れてるの⁉って、そんな疑問をお持ちではありませんか?

今回は、満員電車に乗り込む盲導犬ユーザーさんに疑問を持つあなたに、「盲導犬が満員電車に!!盲導犬は空いてる車両を選べ無いの?」についてお話します。

私も実際に盲導犬ユーザーさんのお話を聞いて初めて知ったことです。もっと広く理解が広がればと思いシャアしたいと思います。

 

盲導犬は空いている車両を選べ無いの??

「盲導犬は道案内が出来るんでしょ?!」

実はこれが誤解のもとなんです。盲導犬はユーザーさんの移動をお手伝いするだけで、彼らが自分で考えて目的地まで誘導することはできません。

 

ですので、目の前に止まった電車が満員電車であっても、ユーザーさんから指示があれば電車に乗り込みます。

「この車両は混んでるから、別の車両へ移動しよう」

「混雑を避けるため、普通列車に乗ろう」

盲導犬は空いている車両を自ら選ぶことができないんです。

 

盲導犬ができる仕事は、ユーザーさんの移動を補助することだけ。空いた道を教えてくれるグーグルマップナビではないんです。

 

【盲導犬ができること】

  • 停止した電車のドアに使用者を案内する。
  • ドアのステップの位置を教え、安全に電車の中へ誘導する。
  • 空いている椅子を探し、案内する。

 

【盲導犬にできないこと】

    • 点字ブロックを見て行動する。
    • 停車位置を表す案内を見てそこで待つ。
    • 混雑の具合を判断したり、自分の判断で車両を選ぶ。

 

盲導犬ユーザーさんは、決して好んで満員電車に乗っている訳ではないということを忘れてはいけません。電車の中に入って身動きが取れず、そこで初めて「満員電車」に乗ったことに気が付かれるのだと思います。

また、目が不自由なため、私達が思ってるほど簡単に車両を移動することも出来ません。下手に移動すれば、自分が今どこに居るのかさえ判らなくなるそうです。

 

 

では、満員電車に乗り合わせてしまった盲導犬とユーザーさんを見かけた時、私達にはどのような事が出来るのでしょうか?続けて見ていきましょう!

盲導犬を連れたユーザーさんにしてあげられる事は?!

いくら訓練を受けた犬であるとは言え、盲導犬が出来ることは限られています。盲導犬とユーザーさんを危険から守るためには、周囲の助けが絶対に必要です。

でも、「声をかけにくい」「声をかけてもいいのか?」と躊躇してしまうのも事実・・・

 

日本人は「助けてあげたい」という気持ちはあっても、気軽に声をかけることをためらいがちです。

  • 周囲の目が気になる⇒あなたが思っている程、他人はあなたを見てない。
  • 失礼にならないか⇒人の優しさは失礼になるの?
  • 断られたら⇒「では、お気をつけて♪」と笑顔で答えよう。

ですが私たちの行動で、気持ちが晴れやかになる方は沢山いらっしゃいます!勇気を出して声かけしてあげたいものですね!

 

もし、満員電車に乗り込もうとしている盲導犬とユーザーさんを見たら

「この車両はすごく混んでますよ」

「優先席までご案内しましょうか?」

「どちらまでいかれますか?」

など、ぜひ声かけしてあげてください。

 

私達の一言は、安心感に繋がりますあなたの思いやりが盲導犬とユーザーさんを満員電車の危険から守るでしょう!

 

もちろん、ユーザーさんにとって慣れた道やよくわかっている場所では、声かけをしてもお手伝いを断られることもあると思います。でも、それで良いじゃないですか!

「では、お気をつけて~」と笑顔で見送ってあげましょう。

 

目の不自由な方が周囲からの声掛けを断る気持ちは、なんとなくわかります。私も、妊婦の時にバスや電車で席を譲って貰ったり、手荷物を持って貰ったりするのがすごく苦手だったので、周囲の方からの温かいご厚意を「大丈夫です」と断っていたんです。

「妊婦でも、何でも出来るんだから」なんて息巻いていたかもしれません。

 

今では相手のご厚意に対して甘えるということは、とても大切なコミュニケーションだと思っています。それは、最高の感謝の形です。

甘えることを良しとする素直な社会になる事を願っています。

 

 

長くなりましたので、最後に簡単にまとめておきますね!

まとめ

  1. 盲導犬ができることって何だろう?!
    ・盲導犬はユーザーさんの移動を手伝うことしかできない。
    ・盲導犬が自分で考え判断し、行動することはない!
    ・盲導犬はグーグルmapの様に、空いた道を選んであげる事はできない。
  2. 私たちが出来ることって何だろう?!
    ・盲導犬とユーザーさんに一声かける勇気を持つ!
    ・私達の見守りは事故や事件を防げる!
    ・「大丈夫です」とにっこり断られたら、「お気をつけて」とにっこり引き下がろう!

いかがでしたか?

盲導犬ユーザーさんは、好んで満員電車に乗っている訳ではないということを分かって欲しいです。これを理解していれば

  • 盲導犬を連れて満員電車に乗るのはおかしい
  • 視覚障害があるなら通勤時間をずらしたら良いのに

などと心無い言葉は出てこないと思います。

断られることを恐れて声かけをしないということもなくなるのではないでしょうか?

 

 

過去には、盲導犬が電車の中で刺されるという、信じがたい事件もありました。人のために働く盲導犬が、人間社会に受け入れられ無いのは本当に悲しいことです。寂しくて、胸が押しつぶされそうになります。

 

必要なのは新しい法律ホームドアの設置ではなく、「盲導犬や目が不自由な方への理解優しさただそれだけです。悲しく心無い事件や事故は、そこに居合わせた人の優しい声かけで防げるものだと信じています。

 

優しく素直な社会になることを願っています★

 

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