盲導犬の一生とは?!盲導犬は何を思いどう生きるのか

「盲導犬の一生は本当に幸せなのでしょうか?」

「盲導犬が生まれてから引退するまでの一生を知りたい!」

こんにちは!パピーウォーカーボランティアに取り組む一福です。^^

あなたは盲導犬がどこで生まれ、どこで育ち、訓練されているのか知っていますか?

私は、パピーウォーカーというボランティアに参加するまで、盲導犬について全く知りませんでした。

・・・正直、考えたこともなかったんです^^;

しかし、今回パピーウォーカーを申し込み、パピーが来るのを待ってるうちに

「盲導犬はどういう一生を送るのだろう?」

という疑問がむくむくと湧き出てきたのです。

そんな私の単純な興味から、盲導犬の一生を調べましたよ。

これは盲導犬になるために生まれてきた子犬と、この子犬に関わる人たちとのお話です。

ブログ管理人:一福さん
ストーリー仕立てです!楽しんでご覧ください!

繁殖犬ボランティアさんとの生活(誕生~2ヶ月)

「やったー!元気な子犬が生まれたっ!」

黒2匹とイエロー4匹、合計6匹の元気な子犬たちが生まれた。

ぼくたちはラブラドール・レトリバー。

目の不自由な人たちのために働く、盲導犬になるために生まれてきた犬だ。

ここは「繁殖犬ボランティア」さんのお家。

ここには犬好きのお姉ちゃんがいて、ぼくたちをとても可愛がってくれた。

たくさん一緒に遊んだし、トイレのしつけもしてくれたよね。

ぼくたちは毎日、お姉ちゃんと楽しく過ごした

でも、ある日突然、お別れのときが来た。

ぼくたちは「パピーウォーカー」さんという、ぼくたちを育ててくれる人の家にそれぞれもらわれていくんだ。

明日から、兄弟みなバラバラになるんだって。

お母さんともお別れなんだって。

もちろんお姉ちゃんとも。

「あなたたちは盲導犬になる準備が始まるのよ。頑張っていらっしゃい。」

お母さんはぼくたちに、そう言って聞かせた。

お姉ちゃんは寂しさを我慢して、僕たちを送り出してくれた。

「ばいばい私のパピーたち。可愛がってもらうんだよ!大好きだよ!!」

僕たちは寂しかった。

お姉ちゃんもとても寂しかった。

パピーウォーカーさんとの生活(2ヶ月~1才頃)

「パピーウォーカー」さんのお家では、おじさんとおばさん、それに3人の兄妹がぼくを迎えてくれた。そう!ここは一福さんのお家だ。

今日からあなた達がぼくの家族「育ての親」になるんだね。

犬が大好きな一福さん家族は、直ぐにぼくのことを愛してくれた。

ぼくも5人が大好きになった。

5人はたくさん散歩に連れてってくれた。

朝はおじさんが、夕方はおばさんが散歩に連れてくれるんだ。

おじさんとの早足な散歩も、おばさんとおしゃべりしながらの散歩も、ぼくはどっちも大好きだった。

毎日同じ道を歩いているのに、なぜか景色が違って見えた。

近所のみんなも、ぼくを可愛がってくれたんだ。

兄妹のお友達の間でも、ぼくは人気者だった。

一福さん家族と過ごす毎日の中で、ぼくは人と暮らすことは楽しいと少しずつ解ってきた。

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ぼくが少しお兄さんになった頃、また別れの時が来てしまった。

ぼくが人の役に立てるように、色んなことを勉強しに訓練を受けに行くんだ。

家族の5人は本当に悲しかった。

ぼくも悲しかった。

別れたくなかった。

でも、ぼくは盲導犬になるんだ!人を助けるお仕事がしたい!

5人は涙をこらえてぼくを送り出してくれた。

「元気でね!立派な盲導犬になるんだよ!」

訓練士さんとの訓練(1才~2才頃)

ぼくは「訓練センター」にやってきた。

これから盲導犬になるため、僕たちはここで訓練を受ける。

小さい時に別れた兄弟も、全員揃っていた♪

とても心強い!一緒に立派な盲導犬を目指そうっ!

ぼくは「訓練士さん」に出会った。

訓練士さんは毎日、毎日、ぼくと遊んでくれた。

ボールを取ってくる遊びや、ロープのひっぱりっこ。

ぼくの好きな遊びを通して、色んな事を教えてくれたんだ。

待つ。

止まる。

曲がる

階段を登ったり、ボタンを押す事も教えてくれた。

ぼくは毎日、楽しくってしょうがなかった。

訓練士さんに褒めてもらうことが嬉しくってしょうがなかった。

訓練士さんはぼくのことが大好きになって

ぼくも訓練士さんが大好きになった。

こうやってぼくはたくましく成長し、立派な盲導犬となる日がやってきた。

ほら、その印にハーネスという道具を着けたんだ。

これで僕たち盲導犬と人は繋がるんだ。

もうすぐ訓練士さんとお別れしなければならない。

ぼくにとっては3度目のお別れだ。

訓練士さんは寂しかった。

ぼくも寂しかった。

でもこれは別れじゃない

盲導犬としてのスタートだ!

訓練士さんは笑顔でぼくを送り出した。

「立派な盲導犬として、お役に立てる様に頑張れ!」

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目の不自由な方との生活(2~10才頃)

ぼくを待っていたのは、目の不自由なおばさんだった。

おばさんはあんまり犬が好きじゃなかった。

でも、これからはぼくと一緒に歩いて行くことになる。

ぼくはおばさんをジッと見つめた。

おばさんもぼくを見つめている様な気がした。

見つめて、見つめて。

おばさんとぼくは見つめ合った。

ぼくはおばさんと一緒に歩いた。

毎日、毎日。雨の日も、風の日も、そして茹だるように暑い日も。

おばさんはとても嬉しかった。

だって目が見えていた頃を思い出したんだから。

目が見えていた時のように、風を切って歩けるんだから。

ぼくはおばさんのになったんだ。

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気がつけば、おばさんはぼくのことを大好きになった。

ぼくもおばさんのことが大好きになった。

すると、おばさんはもっともっとぼくを愛してくれた。

大好き大好き大好きだよって。

でもある時、おばさんがぼくに言ったんだ。

「ありがとう。君がいてくれて最高に幸せな毎日がおくれたわ。」

ぼくとおばさんに、お別れの時が来たらしい。

ぼくはまだまだ歩けるよ。

まだまだおばさんのお役に立てるよ。

なのに、もうお別れなの?

ぼくたちは元気なうちに、盲導犬のお仕事を引退する。

おばさんは寂しかった。

ぼくも寂しかった。

おばさんは笑顔でぼくを送り出した。

「ありがとう!これからはゆっくり自由に過ごしなさい!」

リタイア犬ボランティアさんとの生活(10才~)

盲導犬を引退したぼくは、「リタイア犬ボランティア」さんの家に引き取られた。

そこにはおじさんとおばさんがいて、ぼくとゆったりのんびり過ごしてくれた。

好きな時に遊んで、好きなだけ眠った

ぼくはだんだん年をとって、身体も少しずつ弱ってきた。

だんだん起き上がるのが難しくなって、ぼくは眠っている時間の方が長くなってきた。

年老いて痩せてしまったぼくの隣には、いつもおじさんとおばさんが一緒だった。

「いい子だね」って、いつも優しく撫でてくれたんだ。

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こんな時、ぼくはいつも同じ夢を見る。

生まれた家のお姉さん。

育ての親の5人の家族。

訓練士さん。

一緒にたくさん歩いたおばさん。

最後まで隣に居てくれたおじさんとおばさん。

可愛がってくれた近所の人や子供たち。

ぼくが一緒に過ごした人たちが、笑顔でぼくを取り囲んでる夢だ。

みんな笑ってる。

ぼくも笑ってる。

そんな夢を見ながら、ついにぼくは永遠の眠りについた。

大きな身体を横にしたまま、もう二度と起き上がることはなかった。

ぼくはみんなのことが大好きだよ。

みんなもぼくの事が大好きだよ。

皆の心の中にぼくはずっと生き続ける。

これからも、ずっとずっと一緒だ。

「ありがとう。またね!」

まとめ

盲導犬の一生、いかがでしたか?

  • 繁殖犬ボランティア
  • パピーウォーカー
  • 訓練士
  • 目の不自由な方(盲導犬ユーザー)
  • リタイア犬ボランティア

盲導犬がたくさんの人たちのに触れ守られて生き抜く様子をまとめました。

盲導犬の一生は本当に多くの方の愛に支えられています。盲導犬に直接関わる方はもちろん、盲導犬のために寄付してくださる方もそのうちの1人です。

私が関わることになる盲導犬パピーも、きっと私たちのことを忘れないでいてくれる。私たちの愛情を力に変えて生き抜いてくれる。

私が盲導犬パピーのためにできることは全力で愛することだけだと分かりました。子犬の一生を案ずるなら、与えられた時間を全力で愛してあげたいと思いました。

皆さんの愛を心に生き抜く盲導犬の一生。

少しでも盲導犬について知って頂けたら嬉しいです。

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