こんにちは!家族でパピーウォーカーボランティアに取り組む一福です。
ロングリード使っておられますか?
ロングリードは犬の行動範囲を広げ・運動不足解消になる便利グッズ。ですがその使い方は難しく、一つ間違えると犬はもちろん周囲の人を事故に巻き込んでしまう凶器となってしまいます。
今回は、私がやってしまった危険なロングリードの使い方を例に上げ、「犬用ロングリードであわや大事故に?!正しいリードの使い方!!」についてお話します。
ロングリードで事故を起こしたり・事故に巻き込まれることが無いよう、ぜひ最後までご一読くださいね。
犬のロングリードであわや大事故に?!
暑さが和らいだ19時過ぎ頃、愛犬と子供たちを連れて公園に出かけた時の話です。
公園には誰も居なかったので、ロングリードを使って遊ばせることに。面倒くさがりの私はリードの端をベンチに繋ぎました。
初めは犬と主人だけでボール遊びをしていたのですが、気が付けば娘たちも一緒になってボールを追いかけっこしていました★可愛いわが子と愛犬。初夏の夕暮れ、絵にかいたような平和な景色です。
が、次の瞬間・・・
バァーン!
・・・娘の体が宙に浮きました。
犬のリードが足に引っかかり、足元を払われたんです!
あまりの衝撃に、言葉も出ませんでした。
半径10mの円を縦横無尽に動き回る大型犬。この円内に人が入ったらどうなるかを、私たちは全く考えずに遊んでいました。遊びに夢中で、娘が円の中に入っていることに誰も気づいていなかったんです。
便利グッズであるロングリードは、一瞬にして凶器に変わりました。ほんの一瞬(3秒)ですが、犬のロングリードで起こった事故の瞬間をご覧ください。
娘は左肩を強打し、痛がっていました。腕は動いたので骨折の心配はありませんでしたが、用心のため後日レントゲンを撮りに病院へ。ただの打ち身だったので、一安心でした。
このロングリードの使い方は最悪です。
次は、ロングリードの正しい使い方・危険な使い方について詳しく説明したいと思います。
正しいロングリードの使い方を知ってますか!?
大型犬を飼う私にとってロングリードは、
- 犬の行動範囲を広げられる
- 「待て」「おいで」などの訓練に使える
という点において、とてもありがたいモノです。こんな便利グッズを使わないのはもったいないですよね。
一般のリードより犬の行動範囲を広がるので、活発な大型犬には必需品だと思います。
しかしロングリードで遊ぶ時、伸びるだけ伸ばして自由にさせて良いのではありません。飼い主が、手繰り寄せたり伸ばしたりしながら長さを調整して遊ばせる必要があります。飼い主がリードの長さを調整することで、完全に自由ではないことを犬に知らせるんです。
犬が変な方向に行こうとしたら、すぐにリードで合図を出し犬呼び戻しましょう!
普段のお散歩でも、リードをチョンチョンと引っ張ってコマンド出すことがありますよね?
「吠えちゃダメ」
「拾い食いダメ」
「さぁ、行こうか!」
など、チョンチョンで伝えることが多いはず。ロングリードも、飼い主がリードして遊ばせなくちゃダメなんですね。
ロングリードも、普段使うリードと同じ使い方をしなくちゃいけません。ロングリードはノーリードじゃなく長いリードなんです。
これに対して私たちは、ロングリードの片側を固定し(リードは常にマックスに伸びる状態)、声だけで犬に指示を出していました。
つまり犬は半径10m内で、自由に動き回っていたんです。
これは「長いリード」を使っているのではなく、「ノーリードではない」という言い訳にすぎません。これを機に、リードの役割を考え直しました。。
ロングリードを正しく使って、安全にのびのびと過ごしたいですからね!
ココがポイント! |
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では、長くなりましたので最後にまとめておきましょう。
まとめ
犬のロングリードであわや大事故に?!正しいロングリードの使い方!
- ロングリードは、飼い主が手繰り寄せたり伸ばしたりして長さを調整する
- ロングリードでもチョンチョンの合図で犬呼び戻しましょう
- 普段使う短いリードと基本的な使い方は同じ
⇒犬の命を守るもの
⇒犬と人とのコミュニケーションをとるもの
⇒周囲の人の安全を確保するもの
いかがでしたか?私たち家族に起こったロングリード事故の話から、正しい使い方・間違った使い方が見えてきましたね。
大事な使命を持つ犬を預かるパピーウォーカーでありながら、私の勉強不足で犬にも子供にも怖い思いをさせてしまいました。本当に反省しています。。
私は、犬が捕まえやすいからという理由で、ロングリードを使っていました。犬と一緒に走り回らなくても良いですしね。つまり、ロングリードを自分が楽する道具として使っていたんです。
ロングリードは長いリードです。ただ犬を自由に走り回らせるための道具としてではなく、
- 犬の命綱として
- 犬とのコミニケーションツールとして
- 周囲の安全を確保するものとして
ロングリードを短いリードと同じ感覚で扱えるようにしたいものです!
道具はその使い方ひとつで、便利なものにも危険なものにもなってしまいます。私たちの失敗談が、あなたの犬育ての参考になれば嬉しいです★
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