こんにちは!家族でパピーウォーカーボランティアに取り組む一福です。次にパピーウォーカーをやる時はゴールデンレトリバーを預かりたいと思っています。
さて。
今回は、「ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親に!無料で犬を譲り受けるには?」についてお話します。
保護犬を引き取る以外にもゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になる方法がありますので、最後まで読んでみて下さいね。
ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親に!無料で犬を譲り受けるには?!
盲導犬キャリアチェンジ犬をご存知ですか?簡単に言うと、盲導犬にならなかった犬のことです。
身体的や性格的に盲導犬には向かないと判断された犬は、盲導犬キャリアチェンジ犬と呼ばれ、
- 盲導犬のPR活動をする
- 人間の介助をする
- 一般家庭のペット犬になる
など、それぞれの犬の性質にあった環境で暮らすんですよ(キャリアチェンジします)
そこで各地域の盲導犬協会では、キャリアチェンジ犬をペットとして家族の一員に迎え大切に育ててくれる家庭を募集しています!
ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になりたいなら、盲導犬のキャリアチェンジ犬を無料で譲り受けるは良い方法だと思いませんか?
盲導犬には向いていないと判断された犬ですが、めっちゃ賢い、優秀な犬たちです。里親になった時、あなたが改めて躾をし直す必要はないでしょう。
人に愛され大切に育てられた犬たちなので、人を心から信頼しています。怖がってビクビクしたり、警戒してちっとも懐かないってことはなく、里親のあなたとも直ぐに仲良しになれるでしょう。引き取ったその日から一緒にお散歩を楽しめるのは、嬉しいですよね!
ですが、誰にでも譲ってくれるわけではありません。盲導犬キャリアチェンジ犬の里親になるには、譲渡条件があります。
こちらの記事に詳細がありますので、あなたが盲導犬キャリアチェンジ犬を引き取れるかどうかを一度チェックしてくださいね!
では次に、ゴールデンレトリバーやラブラドールなど大型犬の里親になる心構えについてお話を続けますね!
大型犬の里親になる心構え!ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になるのは大変?
ゴールデンレトリバーやラブラドールなど大型犬の里親になるのは大変なの?
はっきり言いましょう。大変です!でも、里親になることが大変なんじゃありません。犬を飼うこと・生き物を育てることが大変なんです。
ゴールデンレトリバーやラブラドールなど大型犬の里親になりたいなら、犬を飼育することがどんなに大変な事であるか、知っておいてください!絶対に気安く里親になってはいけませんよ。
大型犬の里親になるとき問題になることは、大きく3つあります。
運動面
1回1時間、1日に朝夕2回の散歩が必要です。私も散歩に慣れるまでは、1時間の歩くのは辛かったです。
ワンコによっては、散歩だけでは満足しない子もいます。充分に走り回われる場所(河原や運動場など)が近くにあるとベストです!
おそらくこの運動面に関する問題が、大型犬を飼う時の一番のネックになります。
「うちは共働きで・・・」
「忙しくてあまり犬の相手ができない」
そんな人は、大型犬を飼うのは止めましょう。運動不足は犬のストレスとなり、たちまち問題行動となって現れます。
ムダ吠え、噛みつき、家具の破壊など、びっくりするようなことを次々と起こすでしょう。でもそれって、犬のせいじゃないんですよ。飼い主のせいなんです。
大型犬の里親になりたいなら、1回1時間の散歩を1日2回連れてあげることを決めてください。それが難しいと思うなら・・・悪いことは言いませんので、里親になるのは止めておきましょう。
しつけ面
吠えたり・飛びついたり・噛んだりする犬にしてしまうと命にかかわります。可愛いだけでは大型犬は飼えません。しっかりとしつけながら飼育していく必要があります。
今回は盲導犬キャリアチェンジ犬の里親を希望するので、しつけ面に関しては安心かと思いますが、それでも大型犬と一緒に生活を続けるうえで犬を甘やかし好きにさせておけば、お犬様の天下になって手に負えなくなるでしょう。
あなた自身がボスであることを忘れず、基本的なしつけをしっかりと続けていきましょう。
金銭面
ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬を飼う場合、小・中型犬と比べると初期費用・ペットフード費用・医療費・予防接種ワクチン費用・トリミング費用・日用雑貨費用など全てにおいて出費が大きいです。
またゴールデンレトリバーやラブラドールは、エアコンなしでは生きていけない犬です。夏はエアコンつけっぱなしを覚悟してください~
「この犬に毎月どれだけお金が必要なの?!」と思うようでしたら、止めておきましょう。餌代だけでもバカになりませんのでw
ちなみにパピーウォーカーは、盲導犬協会から餌が支給されるので、毎月の餌代はかかりません。
ゴールデンレトリバーやラブラドールなど大型犬の里親になるには、少なくともこの3点において飼い主のサポートが必要です。体力的にも財力的にも、小型犬を飼うのとはワケが違いますよ。飼い主の覚悟が必要です。
「そんなに大変なの?大げさすぎない?!」
と思われるかもしれませんが、「家庭の事情で飼えなくなった」と犬の飼育を放棄される方のほとんどは、この点でサポートできなくなるからなんです。
大型犬を飼えなくなる家庭の事情例
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うちにはおじいちゃん・おばあちゃんが常に家にいるから大丈夫
おじいちゃん、おばあちゃんには大型犬の飼育はムリです。また、子供にもできません。なので、ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になりたいなら、あなた自身に時間的余裕がなければいけません。
小型犬を飼うような感じで飼うと、本当にひどい目にあいますよ。同じ犬だと言っても、全然違う生き物だと思った方が良いかもしれませんね。
愛情をもってじっくり接してあげれる犬好きさん、むしろ犬バカさんにしか私は大型犬を飼うのをおすすめしません。大型犬と楽しく暮らしてる方のほとんどは、犬バカです★
ゴールデンレトリバーやラブラドールなど大型犬飼育はとても大変だと理解した上で、里親になるかどうかを家族でじっくり話し合ってくださいね!
ちなみに・・・私は盲導犬パピーウォーカーになると決心するまで、2年ほどかかりましたw悩みすぎデス。
では、長くなりましたので最後にまとめておきましょう。
まとめ
ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親に!無料で犬を譲り受けるには?!
⇒盲導犬キャリアチェンジ犬の里親になろう
ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になるのって大変なの?
⇒大変です!
運動面・しつけ面・金銭面において大型犬の里親になる覚悟をもとう!
いかがでしたか?ゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になるには、保護犬を引き取る以外にも盲導犬にならかった犬(盲導犬キャリアチェンジ犬)を引き取るという方法があります。
ですが、ここで1つだけ忘れないでください!
キャリアチェンジ犬たちは、盲導犬協会の職員さん・繁殖犬ボランティアさん・盲導犬パピーウォーカーさんたちの愛情をたっぷり受けて育っています。さらには、多くの方からの寄付金や支援を頂いて育った犬たちです。
あなたが盲導犬キャリアチェンジボランティアとして里親になりたいなら、これまで私たちが繋いできた命のバトンをしっかり受け取ってくださいね!
どうか、お願いします。
最期のそのときが来るまで、この犬たちを目いっぱい可愛がってあげてください。私たちパピーウォーカーも、力の限り盲導犬候補の犬たちをサポートしてきました。
皆の愛のバトンを受け継いでください。
あなたにバトンを受け取る意志と覚悟があれば、ぜひ盲導犬キャリアチェンジボランティアに参加してみませんか?!大好きなゴールデンレトリバーやラブラドールの里親になって、一緒に幸せなドッグライフを送りましょう♪
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